こんにちは。
北海道で暮らしている、毎日料理を作っているChefです。
皆さんは秋~冬にかけて、気分が落ち込んだり、やる気がなくなったり、甘いものを食べすぎて体重が増えすぎたり、太ってしまうことはありませんか?
これらの症状って実は「冬季うつ」が原因かもしれません。
多くの方が無意識に、気づかないうちに症状を体感している冬季うつについて、今回は調べてみました。
それではご覧ください。
普通のうつ病とはまた違う、「冬季うつ」とは何?
「冬季うつ」とは?
秋から冬にかけて気分が落ち込み、体調も優れず、春が近づくにつれて回復していくのが冬季うつです。
時期が限られるうえに通常の「うつ病」と異なる特徴もあるため病気と気づきにくく、冬が来るたびに悩まされる人も少なくないのが現状です。
甘いものや炭水化物が食べたくなって体重が増えていき、朝起きられなくなり、日中も眠気に襲われる・・・
うつとは気づかずに体調が悪いだけだと見逃されることも少なくなく、冬以外は普通に過ごせるくらい元気なので、怠けていると周りから誤解される場合もあります。
冬が近づくとこんな症状がみられたりはしませんか?
冬季うつは春になっていったん回復しても、冬になると再発することが多いです。
冬季うつに限らず、症状を我慢して過ごしてしまうと、うつ病全般を引き起こしてしまう場合もあります。
改善方法はあるのか?
通常のうつ病は医療機関にかかり、診断を受けて、処方された薬を飲んだり、医者の指導の下回復していくまで数か月から数年、数十年と長い時間をかけて治していきます。
「冬季うつ」は一時的な症状でもありますので、自分自身の対策次第で症状を軽くすること、減らすことは可能なのです。
冬季うつは日光に当たる時間と関係が深いとされており、症状の重い方は、強い光を出す照明器具で1、2時間程度照らす「高照度光治療」を施すと改善されていきます。
また、日常生活でもできるだけ日光にあたるよう心がけることが大切であり、大事なのは「目に日光が入ること」、「無理に外出しなくても、窓際で日光に当たるだけでも緩和具合が違ってくる」。
外に出る場合も、散歩などの運動はせずにひなたぼっこするだけでも効果があるとされています。
冬季うつになると炭水化物に食事が偏りがちなので、魚や肉、豆類、バナナなどを漫勉なく食べることで補えます。
食生活も見直してみて、野菜やフルーツなども取り入れて摂取してみると改善されるかもしれませんね。
ただ、何をしても症状が良くならない場合は医療機関にかかることをオススメします。
まとめ
今回は日常生活にも支障をきたしてしまう症状が表れる「冬季うつ」について取り上げてみました。
日が沈むのが早くなる冬時期は日光に当たる時間も少なくなりますよね。
昔から人間は朝起きてから一度、日光に浴びると良いとされていますが、これは生活リズムや体内リズムをリセットする効果があるからなんですよね。
年々、精神科や心療内科にかかる方が増えてきており、心の病気になる方も増えています。
本当にどうすることもできない状態であればお医者様にかかることをオススメします。
でも、病院代がかかるもの大変ですし、仕事もなかなか休めない、時間すらない日本人の方が大半かと思います。
少し調子が悪いな・・・と感じた時、自分自身で対策をして症状が軽くなれば嬉しいですよね。
「冬季うつ」は毎年のように症状が表れるので、もし、これまで元気でいたのに冬だけ症状が出ている方がいたら、まずは日光をたくさん浴びてみてくださいね!
コメント