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賞味期限切れの発酵食品は食べられる?賞味期限と消費期限の違いについて

料理・菓子

こんにちは。

北海道で暮らしている、毎日料理を作っているChefです。

日々暮らしている中で何気に買った食品たちが冷蔵庫内にずっと眠ってあった・・・という事を経験されたことがあるかたはいるのではないでしょうか?

●いつ購入したのか分からない・・・

●いつか使おうと思ってそのまま数年放置・・・

●保存食品だけど賞味期限が切れていた・・・

●もともと発酵されている食品だけど、賞味期限切れでも食べれるの?

●そもそも、賞味期限と消費期限の違いって何・・・?

 

このようなお悩みを解決するべく、これから解説していこうと思います。

それではご覧ください。

 

賞味期限切れの食品は食べることが可能?消費期限との違いも説明!

賞味期限とは?

商品をおいしく食べることができる期限の事を表します。

賞味期限が切れたからすぐに腐って食べられなくなってしまう・・・というわけではありません。

色やにおい、味などをチェックして異常がなければ、まだ食べることができます。

ですが、これは食品に表示された保存方法を守って保存しておいた場合です。

開封した食品は賞味期限に関係なく、極力早く食べ切るのがベストですね。

 

 

消費期限とは?

期限を過ぎたら食べない方がいい期限の事を表します。

弁当やサンドイッチ、生めんなど、傷みやすい食品に表示されているものです。

食品ごとに異なってきますが、だいたい製造から5日以内の日にちが表示されています。

 

 

発酵食品の納豆やヨーグルトは賞味期限を過ぎても食べられる?

もともと菌が存在する食品ですが賞味期限が切れたから腐るということではないので、食べることは可能です。

皆さんが気になるのが、醗酵と腐敗の違いではないでしょうか?

【腐敗とは?】

真菌や腐敗細菌によって食品に含まれる有機物が分解されることを言います。

これらの菌によって食品に悪臭を放つ物質が生成されます。

また、腐敗によって病原性の細菌が増殖することもあり、このような食品を食べてしまうと食中毒の原因にもなります。

 

 

【醗酵とは?】

原料に酵母菌や乳酸菌などの微生物を加えてその微生物の働きにより食品を分解させることを言います。

作用によって食品内に体に良い栄養成分が生成されたり、保存期間がのびるなど、人間にとって有用な現象が生じます。

ですが、醗酵食品も腐敗していくため、気を付ける必要があります。

 

 

●納豆●

賞味期限を2ヶ月過ぎた納豆でも、食べてみたら健康被害はなかったという報告はあるそうです。

納豆は冷蔵庫に入れている間も納豆菌が活動しています。

そのため、カビが生えない、または生えにくいというのがあるみたいですが、常温に置いておくとすぐにカビに侵されます。

見た目からもわかりますが、異臭やカビのようなものが生えていたら食べるのは避けましょう。

結果的には、賞味期限を過ぎても納豆は食べられるということですが、おいしく食べるなら賞味期限内がベストです。

 

 

●ヨーグルト●

表記されている賞味期限は、表示されている正しい保存方法で保存した場合に、味と安全性が保たれることを意味しています。

開封後は賞味期限にかかわらずできるだけ早く食べきるのがベスト。

賞味期限が切れた後も食べることは可能ですが、砂糖やフルーツなどが入っているものは腐敗しやすくなります。

ヨーグルトは乳酸菌なども含まれているので、安全性を考えると期限内に食べるのがオススメです。

 

 

味噌の賞味期限が数年経っていても食べられる?

味噌は日々暮らしている中でよく使うものであり、期限以内に使いきれないことが多い商品の一つではないでしょうか?

味噌に関しては少し詳しく説明します!

 

【開封前の状態】

開封前は密閉されているため、空気に触れることが無く、長持ちします。

賞味期限が切れても1か月~半年は風味も変わらず美味しく食べることができます。

半年~1年以上経ったものでも、味噌の色は濃くなり、多少、味や風味が落ちるけども食べることが可能です。

味噌は味や風味が落ちるものの、賞味期限が切れてから2年以上経ったものでも食べることができるのは驚きです。

 

 

【開封後の状態】

開封後に風味も変わらず食べることができるのはだいたい1~2か月とされています。

半年以上も経つと、風味が落ちて水分が飛んでしまい、固くなってしまいます。

ですが、食べるには全く問題はないみたいです。

保存状態によっては白いカビが生えてしまうみたいですが、味噌に発生する白いカビは無害で、それをそれを取り除けば食べることが可能です。

さすがに2年以上経つと完全に風味がなくなってしまい美味しくはないですが、一応食べることはできます。

ですが、ほとんどの方は開封して2年経ったものは「もう食べられない・・・」と判断して、処分することでしょう(;^ω^)

 

 

キムチや豆乳は賞味期限が過ぎていても食べられる?

【キムチ】
各商品に賞味期限が記載されているので確認してみましょう。

賞味期限を過ぎても食べることはできますが、ヌメヌメしていたり、糸を引いていたり、異常に酸っぱかったり、キムチではないにおいがしたり、白いカビが生えていたりする場合はNGです。

その時は食べずに処分してください。

 

 

【豆乳】

こちらも様々な商品がありますが、賞味期限が記載されているので確認しましょう。

ドロドロとした塊があったり、ツンとしたにおいがしたり、酸っぱいにおいがする、といった場合は腐敗しています。

安全性を考えて、飲むことは避けてください。

 

 

まとめ

賞味期限切れの商品も、保存状態によっては期限が多少切れていても食べられることはわかりました。

ですが、異臭やねばねばした感じ、カビが生えているものは安全性を考えて処分しましょう。

「見た目大丈夫だからまだ食べられる!」と思って食べた結果、食中毒になってひどい目にあうのは、避けたいですからね・・・(;^ω^)

保存食品でもある味噌に関しては賞味期限が切れても最大で2年くらいは食べられる範囲ではありますが、「なんか危ないかも・・・」と思った時は無理に食べずに新しい商品を購入することをオススメします!

 

また、賞味期限と消費期限について少しだけ説明しましたが、消費期限が切れているものはさすがにお腹を壊す危険性大ですので、期限内に食べきるか、もし食べきれなかったら処分してくださいね。

これから本格的な夏に突入なので、食中毒に気を付けつつ、熱中症や夏バテ対策をしながら過ごしましょう!

気温が高いといろんなところに影響が出てきますのでね。。。

以上、koniirimonのおはなしでした!

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