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人工甘味料は身体に害?使用商品や身体に及ぼす影響について調べてみた

料理・菓子

こんにちは。

北海道で暮らしている、毎日料理を作っているChefです。

皆さんは「人工甘味料」ってどんなものかご存じでしょうか?

今や様々な商品に使用されている人工甘味料ですが、普通の甘味料とは何が違うのか気になりませんか?

また、人工甘味料を長期にわたって摂取し続けることで、身体に及ぼす影響もあるみたいです。

私自身、食べ物を含むアレルギーを多く持ちながらシェフの仕事をしていますが、食品添加物不使用・無添加のものを取り入れて、ほとんど手作りで料理やスイーツを作っています。

そのくらい添加物に対して敏感な私ですが・・・

 

●普段何気なく生活しているけれど、人工甘味料ってそもそも何だろう?

●実際、成分について詳しく知らない・・・

●どんな商品に使われているんだろう・・・?

●人工甘味料ってカロリーはどのくらいあるの?

●摂取し続けたら身体はどうなるのか?

 

このような疑問を解決するべく、人工甘味料について調べてみました!

それではご覧ください。

 

人工甘味料は身体に良いの?悪いの?詳しく調べてみた!

人工甘味料とは?

砂糖に代表される天然甘味料は自然の植物などから抽出した成分で作られる甘味料で、サトウキビやハチミツ、メープルなどが天然甘味料の原材料となっています。

一方、人工甘味料は文字通り、「人の手によって作られた甘味料」のことです。

自然には存在しておらず、化学的に合成して製造されるものなので、「合成甘味料」とも呼ばれることもあります。

 

人工甘味料は砂糖の数百倍という高い甘味度を持ち、種類によっては砂糖よりも甘みの強いものや弱いものなどがあり、主に砂糖の代用品として食品や飲料品などに利用されます。

砂糖不使用の飲み物が甘く感じられるのは、「人工甘味料」によるものです。

甘味料を使う食品製造業者にとっては、砂糖に比べて甘味料の使用量が少なくて済むので、コストダウンにつながるというメリットがあります。

ですが、アセスルファムKは特有の苦みを感じることがあるなど、人工甘味料の甘味の質は砂糖と全く同じというわけではないのです。

他の甘味料と併用して互いの甘味の質を補うことがあり、他の食品の不快な味を抑える(マスキング)目的で使用されることもあるようです。

 

人工甘味料の種類

【アスパルテーム】

アスパルテームは糖質ゼロの飲料品などに利用されている人口甘味料です。

アスパラギン酸とフェニルアラニンという二つのアミノ酸を結合させて、一部の工程に酵素を使用しながら、化学合成により製造されます。

日本国内の大手食品メーカーが製造していたり、輸入もされており、最近は中国産の製品も輸入されています。

砂糖の200倍ほどの甘みを持つそうで、カロリーは1グラム当たり4キロカロリーと、普通の砂糖と変わらないです。

少量の摂取量で甘みを感じることができるというメリットがありますが、多く摂取しすぎると砂糖を摂取するのと変わりがないので過剰摂取は禁物。

 

 

【アセスルファムK】

アセスルファムKはアスパルテームと並んで広く使用されている人工甘味料のひとつです。

ジケテンという酢酸由来の物質と酸性洗浄剤などに利用されるスルファミン酸を反応させ、さらに無水硫酸を加えるなどの化学合成により製造されます。

日本国内で流通している製品は、アセスルファムKを開発したドイツ企業系の輸入品が過半を占めていますが、中国産の製品輸入も増えてきています。

砂糖の200倍の甘みを持っているとされており、また、苦みの緩和などの効果があるとされています。

ですが、動物実験で甲状腺障がいや脳機能障がいの原因になる可能性があることが明らかになっており、過剰摂取には注意が必要です。

 

 

【スクラロース】

スクラロースはかなり強い甘みを持った人工甘味料で、その甘さは砂糖の600倍ほど・・・

もともと1976年に農薬の研究中にイギリスで生まれた人工甘味料で、1991年にカナダで使用が認可され、1999年に日本でも認可が下りました。

砂糖に化学的な合成処理を行い、砂糖に塩素原子を3個加えて製造されます。

日本国内で流通している製品は、大半がスクラロースを開発した英国企業系の輸入品です。

ラットを使用した動物実験で、腸内細菌である善玉菌を殺す作用があることが確認されているので、 過剰摂取は避けたほうが無難です。

 

使用されている商品

【ドリンク系】

・ゼロカロリーの「カルピス」すっきり

・「カルピス」カロリー60%オフ

・コカ・コーラプラス

・メッツコーラ

・ペプシJコーラゼロ

・C.C.レモンリフレッシュゼロ

・「アクアソリタ」ゼリーりんご風味

・「アクアソリタ」ゼリーゆず風味

・ザバスプロテインゼリーヨーグルト風味

・ザバスプロテインゼリーグレープフルーツ風味

などなど・・・

 

 

【お菓子系】

・リカルデントグレープミントガム

・リカルデントライムミントガム

・梅ガム

・ブルーベリーガム

・ブレスケアミント

・ブレスケアストロングミント

・ブレスケアフィルムエクストラミント

・ブレスケアフィルムグレープミント

・亀田の柿の種梅しそ

・ジュレピュレ白桃

などなど・・・

 

 

【食品系】

・スーパーカップ大盛りいか焼きそば

・かるしお認定だしの旨みで減塩鶏南蛮そば

・かるしお認定だしの旨みで減塩中華そば

・ヘルシーキッチンZEROハーフベーコン

・ヘルシーキッチンZEROロースハム

・カロリコカロリカデザート杏仁豆腐マンゴー入り

・カロリコカロリカデザート杏仁豆腐みかん入り

・寒天デザート0kcalコーヒー味

・寒天ゼリーぶどう味

・寒天ゼリーりんご味

などなど・・・

 

人体に及ぼす影響は?

人工甘味料そのものは「悪者」ではないものの、炭水化物とともに摂取されたときに人体に有害な変化が生じる可能性が示されています。

甘味料がどのように摂取されるか、より具体的には「何と一緒に摂取されるか」によって、人体に何かしらの影響が出てくることに繋がっているようです。

 

人工甘味料が恐ろしいのは、「味覚障害」を引き起こすこと。

カロリーがないから安心して取り続けると、強い甘さに慣らされて味覚が鈍り、果物などの自然の甘さでは物足りなくなってしまうのが、砂糖よりも恐ろしいところです。

人工甘味料の甘さがドーパミンなどの神経伝達物質や神経の快楽中枢に影響し、中毒を招くことが分かってきており、サッカリンはコカイン以上に中毒性が高いことが明らかになり、他の人工甘味料にも同様の強い中毒性があると考えられています。

 

人工甘味料の代謝産物が神経伝達物質に悪影響を及ぼすため、鬱や不眠などの精神疾患を引き起こす恐れもあります。

腎機能が低下したり、脳卒中や心筋梗塞などの血管系疾患の発症リスクが高まったりするというデータも確認されているようです。

 

人工甘味料を長期にわたって大量に摂取していると、皮膚に疾患が出てくる場合もあり、一度発症するときれいな皮膚に完治するまでにものすごい時間がかかることもあります。

お腹や背中だけでなく、顔や腕、足など、全身にぶつぶつの湿疹が出てしまい、痒さも一緒に襲ってくるので、想像しただけで恐ろしいですよね・・・

 

まとめ

今回は人工甘味料について代表的な成分や使用されている商品、身体にどのような影響を及ぼすにかについて調べてまとめてみました。

普段私たちが生活しているなかで、たくさんの身近な商品に人工甘味料が使われていることがわかりました。

毎日大量に摂取するのは知らずのうちに自分自身の身体に害を与えることになりますが、気分転換やちょっとした息抜きに人工甘味料を使用している商品を食べたり、飲んだりするのは良いのかなと感じました。

 

日本は他の国より砂糖の摂取量が少ない割に、異性化糖の摂取量が多いです。

ですが、問題視されていない部分もあり、人工甘味料が気になる方は購入時にラベルを確認する習慣をつけて、原料がシンプルなものを選ぶ対策をするのがいいかなと思います。

商品がたくさんありふれていて、いろんなことが選択できるこの世の中から人工甘味料を全てなくしてしまったら、これまた、暮らしに支障が出てきちゃいますからね・・・

 

ひと昔前ならば、質素な暮らしでも十分生きていけたかと思いますが、時代が進むにつれて利便性を求める人間は人工甘味料のメリットを利用して商品をたくさん開発してきました。

でも、商品を購入するかしないか、食べるか食べないか、飲むか飲まないかは、各々が選択し決定することなので、自分自身のライフスタイルに合わせてうまいこと生活していければ個人的には問題ないかと思います。

 

何事も自己責任がつきものですからね・・・

でも、健康で生きること、生活していくことは大事ですよ^^

以上、koniirimonのおはなしでした!

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