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巧妙な手口の「国際ロマンス詐欺」に要注意!全財産失う可能性もあり

日常

こんにちは。

北海道で暮らしている、毎日料理を作っているChefです。

世間的にはクリスマス・イヴ、クリスマスのイベントが終わり、これから一気にお正月モードへと切り替わる日本ですね~!

今年は去年と違ってイベントが開催されることも多くなり、日常生活も少しは楽しめるようになったのではないでしょうか?

 

さてさて・・・

コロナウイルスのパンデミックが長いこと続く中、最近巧妙な手口の「国際ロマンス詐欺」というのが流行りだしています。

皆さんはご存じでしょうか?

その流行っている詐欺をつい最近私も実際に経験したので、ここでこの詐欺の危険性についてお話できればなと思っています。

それではご覧ください。

 

巧妙な手口の「国際ロマンス詐欺」の危険性とは?

国際ロマンス詐欺の特徴とは?

私が実際に詐欺師とみられる方と連絡を取り続けた時に分かったことがあります。

国際的な詐欺は「投資系」「ロマンス系」があると考えています。

●投資系●

「外国の金融商品や暗号資産などに投資をすることで、大きなリターンを得られる。」とうたうものです。

また、ノーリスクであるように見せかけて、手数料などと称してどんどんお金を巻き上げるパターンもあります。

 

 

●ロマンス系●

SNSなどで知り合った人物(通常は異性)と懇意になり将来を誓い合う仲となった上で、「自分の財産をあなたに郵送する。それが届いたら一緒に幸せに暮らそう。」

とメッセージ上で話しかけてきます。

※一度も会ったことがなくても、詐欺師の巧妙な手口でそのような関係になることはありえます。

 

私の場合は、詐欺師らしきな方が米軍を装い、「テロリストを拘束し、その場に多額のお金を発見した。ミッションに参加したメンバーで分配し、その資金をあなたに郵送する。そして米軍を辞めて日本で一緒に暮らしたい。」

このような感じのメッセージが届きました。

 

この詐欺師らしきな方が、荷物を安全に追跡できるセキュリティ会社と連絡を取るように勧めてきます。

私の場合は米軍を装った詐欺師らしきな方が、「幼少期にアメリカのテロで両親と兄弟を全員亡くした。」という自己紹介から始まっているので、詐欺師らしきな方には家族がいなく、私に全資金をプレゼントすると言ってくれました。

私は疑いの気持ちがあったのですが、どういうやり方で来るのか調べてみたく、セキュリティ会社に連絡をしてみました。

ところが、その荷物が現地から私の住んでいる国に郵送するには日本円で約52万円かかる。とセキュリティ会社から言われ、郵送料を銀行振込で促してきます。

 

さすがに私はおかしいと思って米軍を装った詐欺師らしきな方に国際ロマンス詐欺の事は伏せつつ、平然を装ってメッセージを送ったので、約52万円の振り込みは免れました。

この時点で私は「今はやっている海外の詐欺だ!」と確信しましたが、ただ、どんな手口で来るのか調査してみたい気持ちもあったので、10万円なら支払えると伝えました。

そしたら、セキュリティ会社は承諾してくれ、銀行振込先をいくつか提示してきます。

国内の振込先、外国の振込先、外国人の振込先、いろんな振込先をメールで送ってきてくれます。

支払える口座に入金してくださいと促されるので、この時点でも「なぜ支払いの銀行振込先がいくつもあるのだろうか?」という疑問を持つこともできます。

また、振込先が個人口座なのでここでも怪しいと気づくことができます。

 

恐らく詐欺師らしきな方は単独ではなく、複数のメンバーでやっていると考えられます。

 

私は詐欺だと確信はしましたが、調査目的で10万円をとある銀行振込先に送金し、その後の動きを見てみました。

セキュリティ会社と米軍を装った詐欺師らしきな方両方とメッセージのやり取りをしないといけないので、仕事が多忙な方はめんどくさいと感じて連絡を取るのを辞めると思いますが、国際ロマンス詐欺の特徴は相手に好意を持たせて時間をかけて接近してくるところがあるので、相手の方に好意を持ってしまった場合は、まじめな日本人だとだまされやすくなると感じています。

 

私はセキュリティ会社と米軍を装った詐欺師らしきな方両方と連絡を取り続け、何回もメッセージのやり取りをして、主にお金の話をしてくるのはセキュリティ会社でした。

 

そして、10万円を支払った後、「支払いが確認できたので72時間後に荷物が届きます。安全に郵送していきます。」という連絡が来ます。

ですが、その2日後くらいに「荷物(多額の資金)をセキュリティ審査を通さずに郵送できるようにするためにアメリカの税関に届け出する証明書の費用を払えば荷物は安全に配達されます。その証明書の費用がアメリカドルで4500ドル、日本円で約285万円かかります。この費用を支払えば、厳密なセキュリティ審査を免除して荷物を郵送することができます。」

セキュリティ会社からこのように連絡がきたので、米軍を装った詐欺師らしきな方に連絡をしたところ、「自分は現在シリアにいてミッションを遂行中のため、銀行もATMも無く、証明書の費用を支払えないので立替てほしい。」と頼まれます。

 

・・・さすがに危険を感じたので、私はここまでのやり取りをした後、すぐに詐欺師らしきな方とセキュリティ会社との連絡をブロックしました。

 

私は詐欺師らしきな方とセキュリティ会社両方と連絡を取り続けながら、同時に無料相談ができる弁護士・司法書士に相談をしていました。

そして、警察にも相談をして、素早い対応で振り込んでしまった先の口座凍結の対応をしていただけました。

また、送金してしまった銀行とも連絡が取れ、振り込んだ全額を取り戻すことができました。

 

国際ロマンス詐欺に遭わない為に注意することは?

そもそもですが・・・詐欺に遭わないことです。

多くの日本人は友達になって心を許してしまったり、外国人というとなぜか信用してしまう傾向があります。

「うまい話」には必ず罠があることを認識し、関係する情報を調査してみてください。

パスポートのコピーや弁護士と称する者からの通知、公的機関のマークが入った書類、聞いたことがある金融機関などが登場すると、それらが本物であるかを確認しないまま信用してしまう方が多くいるようです・・・。

 

少しでも不安があれば、第三者や弁護士・司法書士・警察に相談してみましょう!

 

国際的な詐欺をしている詐欺師は疑われた場合の対応策も持っていると思うので、うっかり一度支払ってしまった場合は、以後、一切の関係を遮断して絶対に追加の支払いをしないでください。

相手が送ってくる荷物が届きさえすれば精算できると思い、お金を頑張ってたて替えると、弁護士や税関から「クリアした」などの通知が届き安心してしまいます。

 

でも、別の税関などでまた同じ問題が起き、今度はもっと大きな金額を要求されます。

これがエンドレスに続いて、気づいたときには全財産を失う可能性もでてきます。

このようにドツボにはまっていくので、冷静な判断を下せる力が必要となりますね・・・(;^ω^)

 

 

まとめ

私はぎりぎりまで調査をして、国際ロマンス詐欺がどういう風に進んでいくのか調べてみました。

ですが、とても危険なので皆さんは真似をしないでください・・・!笑

たくさんの証拠を得たので、警察の方に情報提供をし、国際ロマンス詐欺の解決方法の参考資料としてお礼のお言葉をいただけたのは嬉しかったなとは思います。

 

私は運よく、弁護士・司法書士・警察の方それぞれよい方に巡り合えたので、振り込んだお金は全額戻ってきました。

・・・一安心・・・(/・ω・)/

 

日頃から使用するSNSを改めて気を付けて利用し、詐欺に遭わない知識をより一層つけようと思った私です。(‘ω’)

皆さんも詐欺には十分に気を付けてください!!

以上、koniirimonのおはなしでした!

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