こんにちは。
北海道で暮らしている、毎日料理を作っているChefです。
ついに本格的な暑さがやってきましたね・・・
朝も昼も夜も、どの時間帯も毎日暑い時期がやってきました。
気温が暑すぎて、普通に過ごしているだけで体力が奪われ、勉強や仕事のパフォーマンスは落ちてしまいますよね(;^ω^)
扇風機やクーラー、アイス枕、冷感グッズなどで暑さ対策をされている方もいらっしゃると思います。
でも、毎日身体がだるかったり、疲れが取れなかったり、眠気が取れなかったりと、どこかしら身体の不調は感じていることではないでしょうか?
栄養ドリンクやエナジードリンクに頼るのも良いですが、身体の内側からエネルギーを注いでいかないと猛暑には勝てません・・・。
ということで、今回は夏バテに効くおすすめ食材を紹介したいと思います!
それではご覧ください。
猛暑到来!夏バテに効くオススメの食材を紹介!
豚肉
ビタミンB1で思い浮かぶのはお肉だと思いますが「豚肉」は含有量が一番含まれています。
牛肉の約10倍のビタミンB1を含んでいると言われています。
ダイエットをしていたり、脂が気になる方でしたら、脂質が少なく暑い夏でも食べやすい「ヒレやモモ」の部位がおすすめです。
玉ねぎと一緒に食すと吸収率が高まるので、生姜焼きや豚丼にすると良いです。
暑い時期は冷たいビールや冷たい甘いスイーツを食べがちになり、知らぬ間に糖分をたくさん摂取してしまいます。
アルコール分解や糖質の代謝に関わるビタミンB1を多く含む豚肉を多めに摂り、これは疲労回復にも繋がりますよ。
鶏むね肉
鶏むね肉にはイミダゾールペプチドの成分が豊富です。
この成分はあまり聞き慣れていない方が多いと思いますが、多大なエネルギーを必要とする渡り鳥や回遊魚の筋肉に含まれる成分です。
疲労にとても強いという特徴があり、疲労の原因となる体内の組織の酸化を抑制する抗酸化作用に優れています。
鶏むね肉は比較的購入しやすい食材でもあり、大葉や梅干しと組み合わせて調理するとさっぱりと食べることができ、おすすめです。
パクチー
パクチーには疲労回復のビタミンB1、免疫力アップのβカロテンが豊富です。
日本人は香りが苦手な方も多いですが、この香りの成分には消化促進作用があると言われています。
弱った胃腸は消化機能が衰えているので、パクチーで消化促進をしましょう。
エスニック料理ではふんだんに使用されています。
牛肉のフォーなどと一緒に食べれば、パクチー独特の香りもそんなに気にならずに食べることができますよ。
長芋
長芋やオクラなどのネバネバには免疫力アップや疲労回復効果があります。
また、胃の粘膜を保護して弱った胃を労ってくれる整腸作用もあります。
長芋には糖質を分解する酵素(アミラーゼ)を含んでいて滋養強壮効果があり、ミネラルが豊富でビタミンB群・ビタミンCなどバランスよく栄養を備えているのも特徴です。
長芋・納豆・オクラを混ぜ合わせて、卵醤油をかけて食べれば、最強の疲労回復飯になります。笑
大豆製品
納豆や豆腐、味噌などの大豆製品には疲労回復を促すビタミンB1や、体力低下を予防する良質なタンパク質が豊富に含まれています。
消化に負担がかかりにくいので、機能が低下している胃にも優しいのが特徴です。
また、手軽に食べることができる食材がほとんどですので、これらを組み合わせて食べることで疲労回復もしやすくなります。
暑い時期は冷奴を食べる方が多いと思いますが、ネギ塩・キムチ・塩昆布・なめたけなど、トッピングを変えるだけで飽きずに毎日食べ続けられますよ。
卵
栄養バランスに優れた万能食材で、完全栄養食と言われることもあります。
質の良いタンパク質が摂れ、その他にもビタミンA・ビタミンB2が多く含まれ、鉄分も豊富です。
健康維持や肌荒れ予防にもおすすめの食材です。
卵の栄養成分を考えると半熟の状態で食べるのが良いとされています。
火を通し過ぎると消化が悪くなるとも言われているので、胃の調子が悪いと感じたら半熟で食べてみてください。
梅干し
塩分やミネラルを多く含む梅干しは夏バテや熱中症予防に効果的です。
暑い夏はたくさん汗をかくと思いますが、その時に水分と共に塩分やミネラルが一緒に流れ出てしまいます。
流れ出てしまった塩分やミネラルを補うために、水分+梅干しのワンセットで摂ることをおすすめします。
梅干しは胃酸の分泌を促すので、消化や殺菌をサポートしてくれます。
食べすぎは塩分過多で良くないですが、1日1個程度食べるのは問題ないです。
生姜
生姜自体に殺菌や発汗、体を温める効果があり、利尿作用の高い皮はむくみ解消も期待できます。
生姜は捨てるところがなく、全部食べることができる食材です。
生のままでも食べれますが、乾燥・加熱するとさらに体を温めるとも言われているので、外気と冷房の温度差で夏バテを繰り返しているような方におすすめの食材です。
生姜は刺激があるので、胃腸が弱っている時は、生ではなく加熱料理に加えると良いですよ~
きゅうり
きゅうりは95%以上が水分で栄養素がほぼない為栄養の無い食材として有名ですが、実はカリウムが豊富に含まれています。
カリウムには利尿作用があり、体にこもった熱を排出して冷やす効果があるので、夏バテにはおすすめです。
また、むくみ解消にもおすすめの食材です。
うなぎ
栄養バランス抜群なうなぎは、ビタミンA・ビタミンB群・ビタミンE・ビタミンD・ミネラル・コラーゲン・コエンザイムなど豊富な栄養価の食材です。
疲労回復や滋養強壮に有効とされています。
ですが、少し脂質は多めです。
胃の調子が悪いときや食欲があまりわかないときは、控えめにしたい食材ではあります。
うなぎは本格的に暑くなる前から食べ始めたり、胃の調子が好調のときは積極的に取り入れるなどをして、夏バテしてしまう前の予防策としておすすめです。
まとめ
今回は夏バテ対策におすすめな食材を紹介してみました。
一つ一つの食材でもそれぞれの成分特徴によって疲労回復にオススメな食材もあります。
ですが、これらを単体で食べるのではなく、食材を組み合わせて食べることでより一層夏バテに効く効果を発揮してくれます。
また、暑くなってくるとどうしても冷たい飲み物やアイスを食べがちになってしまいますよね。
程よい量を食べるのは問題ないですが、アイスやジュースばかりの生活だとどうしても栄養不足になってしまい、「疲労がなかなか取れない」「身体がなんだかだるい」「頭が冴えない」などの不調が続いてしまいます。
料理をするのが億劫になるのもわかりますが、そうめん+梅干し&ネギ、ごはん+豚肉の生姜焼きなど、どんぶりメニューでも良いので組み合わせて調理をしてみましょう!
猛暑はいろんなパフォーマンスが低下してしまいますが、「よく食べて、よく運動して、よく寝て」乗り切っていきましょう(/・ω・)/
ちなみに。。。
私はどうしても疲労が取れない時は、栄養ドリンクに頼っちゃいます・・・笑
それぞれの身体の不調に合わせて暑さ対策をしていきましょう^^
以上、koniirimonのおはなしでした!
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