こんにちは。
北海道で暮らしている、毎日料理を作っているChefです。
日本で暮らすベトナム人は近年、良好な両国関係や日本の労働力不足を背景として、技能実習生や留学生を中心に急増しています。
中国を抜いてトップになっており、今やベトナムは技能実習生の最大の送り出し国で、実習生約41万人のほぼ半数にあたる約22万人を占めているそうですね。
一方、留学生は中国人に次いで多いですが、飛行機も飛ばず帰国できない状態での行き場を失ったベトナム人の技能実習生や留学生が日本にはたくさんいるようです。
今回は日本に来る留学生や技能実習生はどういう気持ちで来日してくるのか?
また、現在の世界的な新型ウイルスの影響が来日している外国人にどのようにでているのか見ていこうと思います。
それではご覧ください。
自分の国に帰国できない留学生・技能実習生。その暮らしぶりは?
家畜や果物が大量に盗まれた事件との関連
最近ニュースに取り上げられていましたが、家畜や果物が大量に盗まれるという事件が発生しましたよね。
警察はたくさんのベトナム人元技能実習生らを逮捕したとのことです。
日本は昔から「長時間労働、低賃金、残業代は出ない、休日はほとんどない」という状態での働き方が根づいており、この問題は日本人の私たちですら解決しなければならない問題ですが、一向に良くなりません。
このような働き方の日本に技能実習生としてやってきた多くのベトナム人は、環境になじめず、重労働で、逃亡したり自分の国に帰る方もいたようです。
今回の新型ウイルスで職を失い、生活するのにすら困っていた方たちが罪を犯してしまったのかもしれませんね・・・
住む場所に困っているベトナム人の救いの場
ベトナム人の尼僧で在日ベトナム仏教信者会会長のティック・タム・チーさんという方がこの春、大恩寺を拠点にするようになり、困り果てたベトナム人の若者たちが頼って来るようになったそうです。
技能実習生や留学生、出頭したオーバーステイ(超過滞在)の人など多くの外国人が、自分の母国に帰国できるまで共同生活を送っています。
境内ではベトナム語の経が聞こえたり、特有の香辛料の香りが漂っており、まるでベトナムにいるな環境で住む場所に困っている方を助けているとのこと。
新型ウイルスの影響が少しでもなくなればよいのですが、現時点ではどんどん感染者も増え、また、ウイルスも変異し始めているとのことなので、この状況がいつまで続くのか誰にも分らないですよね・・・
まとめ
今回は来日してきた留学生や技能実習生の生活について取り上げてみました。
日本からも語学留学で海外の学校に行かれている方や、ホームステイをしている方、ワーホリで働きながら学校に通っている方、仕事で海外に行く方・・・
たくさんの方が日本と海外を行き来しています。
今回の新型ウイルスの影響で一時帰国できない方がたくさん出ましたが、それでも今なお自分の国に帰ることもできず、働く場所も失い、途方に暮れている外国の方がたくさんいるのが現状です。
日本人ですら大手企業が倒産したり、人事整理で会社がクビになったり、バイトやパートさんはシフトが全く入れなくなったりと、生活のために働かなければいけないのに職が無くなってしまった方が大勢いますよね・・・
金銭的にも精神的にも余裕がなくなってしまうと人はダメになってしまうので、働き方改革ももう少し改善されたらな・・・と願う私でした。
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