こんにちは。
北海道で暮らしている、毎日料理を作っているChefです。
日本中がパニックになった「東日本大震災」
平成の時代の最大の自然災害のひとつとして、多くの方の記憶に残っているのではないでしょうか?
令和時代に生まれた子たちは・・・これから学んでいく震災だと思います。
忘れてはならない震災の一つではありますが、毎日を暮らしていく中で、被災地の現在の復興状態はどこまで進んでいるのか気になりますよね。
今回は東日本大震災の復興状況について調べてみたので、まとめていきます。
それではご覧ください。
【東日本大震災】いつ起こった出来事?被災地の現在の復興状況は?
震災日
地震名:平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震
発生日時:平成23年3月11日(金)午後2時46分
震源地:三陸沖 約130㎞付近 / 深さ24㎞
地震規模:マグニチュード9.0
最大震度:7(宮城県栗原市)
●東北地方太平洋沖地震による災害及びこれに伴う原子力発電所事故による災害については、「東日本大震災」と呼んでいます。
●マグニチュード9.0の地震は日本の観測史上最大、1900年以降世界でも4番目の規模の地震でした。
●震度7の地震
・立っていることができず、這わないと動くことができない。
・屋内では固定していない家具のほとんどが移動したり倒れたりし、飛ぶこともある。
・屋外では壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する建物がさらに多くなる。
補強されているブロック塀も破損するものがある。
どのような被害があったのか?
人的被害
建物の被害
津波の高さ
●福島県相馬・・・9.3m以上
●大船渡・・・8.0m以上
●宮城県石巻市鮎川・・・8.6m以上
被災地の現在の復興状況
三陸沿岸道路が全面開通
高台移転による宅地造成(計画約1万8000戸)、災害公営住宅の整備(計画約3万戸)など、住宅の再建・復興まちづくりの事業はほぼ完了。
復興庁によると移転元地(公有地)の約3割で活用方法がまだ決まっておらず、今後の課題となっています。
2021年12月18日、仙台市と八戸市を結ぶ総延長359キロメートルの三陸沿岸道路が全線開通。
復興道路・復興支援道路のインフラ整備がほぼ完了しました。
鉄道は2020年3月にJR常磐線が全面開通。
水産業はまだ回復途上段階
復興庁によると、被災3県(岩手/宮城/福島)の生産設備はほぼ復旧。
製造品出荷額などは2019年の段階で、震災前の水準まで回復しました。
漁業の水揚げは低調で、震災前に年30万トンあった宮城県の漁獲量は、2019年はその3分の2の21万7000トン余りにとどまっています。
原発事故の影響により長く操業自粛を余儀なくされていた福島県の沿岸漁業・底引き網漁業は、2021年3月末をもって試験操業を終了。
水揚げと流通量を段階的に拡大し、数年後の本格操業移行を目指している段階です。
福島の現状
帰還困難区域の一部に住民帰宅へ
東京電力福島第1原子力発電所事故による放射線物質の放出・拡散により、原発周辺の6町村の一部が現在も避難指示区域(帰還困難地域)に指定されています。
同原発では、廃炉作業が続いているとのこと。
福島第1原発で増え続ける処理水(核燃料の冷却などに使った汚染水の放射性物質をろ過プロセスで取り除き、除去が難しいトリチウムなどが一部残存している水)について、政府は2021年4月13日、これを薄めて2023年春に海洋放出する計画を承認しました。
国内外から懸念が示され、国際原子力機関(IAEA)の調査団が2022年2月、現地を訪れて検証作業を行いました。
台湾当局は2022年2月21日、福島第1原発事故後から続けてきた福島/茨城/栃木/群馬/千葉の5県産の食品輸入禁止措置を解除しました。
台湾は中国と並び、これまで最も厳しいレベルの規制措置をとっていた国ではあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
令和時代に突入した現在も復興作業は続いており、今もなお避難して生活している方達が大勢います。
原子力発電の事故は日本だけでなく、世界各国にまで被害が広がり、現段階でようやく食品輸入禁止措置が解除されたとのことです。
人体に被害を及ぼす放射性物資の基準が11年の月日を経て、ようやく前進できるところまできました。
自然災害はいつ、どこで起こるか分からないので怖いですよね・・・。
この東日本大震災を通して多くの学びを得た日本は、今後の震災の対応に活かせることを期待している私です。
人間はいつ死ぬか分からない生き物であるので、毎日を全力で生きていきたいと改めて思いました。
以上、koniirimonのおはなしでした!
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