こんにちは。
北海道で暮らしている、毎日料理を作っているChefです。
世界にはいくつもの言語が存在し、グローバル化した現代では独学でも新しい言語が学べる環境が増えてきました。
また、将来の仕事に役立てるために、自分の話したい言語を専攻して勉強している方もいらっしゃると思います。
私は英語・スペイン語を勉強し、次はイタリア語を勉強開始する予定です。(/・ω・)/
そんな日々を送っている私ですが、今回は最近気になった「ヤーガン語」について調べてみたので、まとめてみました。
●ヤーガン語ってなに?
●どこの国の人が話している言語?
●日本語は通じるの?
●言語の歴史は長いの?
●世界共通語なの?
このような疑問を解決していこうと思います。
それではご覧ください。
【ヤーガン語】どんな民族や人種の人が話している言語なの?
ヤーガン語とは?
●話される国 : アルゼンチンとチリ
●地域 : ティエラ・デル・フエゴ
●民族 : ヤーガン族
ヤーガン語はティエラ・デル・フエゴ島でヤーガン族によって話されていた先住民の言語のひとつ。
孤立した言語とみなされている。
ヤーガン語はフォークランド諸島に属するケッペル島の宣教師の居留地でも短期間話されていた。
84歳のエメリンダ・アクーニャ(1921年 – 2005年10月12日)の死後、チリのナバリノ島にあるVilla Ukikaに住むクリスティーナ・カルデロンが唯一の母語話者となった。
しかし、2022年に93歳で死去した。
クリスティーナ・カルデロンがヤーガン語を話す最後の民族となった。
音韻論
【母音】と【子音】
強勢のある音節ではすべての母音が長い。
母音 /a/ が最も頻度が高い。
強勢の前後にある音節では、曖昧母音[ə]と発音されることがある。
強勢がある最終音節では、母音 /i/ と /u/ が二重母音になることがある。
母音 /i/ および /o/ は強勢のない最終音節において非常に不安定であり、それぞれ /e/ および /u/ と交代する。
ヤーガン族とはどんな民族?
南アメリカ・フエゴ島の南の島々からホーン岬にかけて1万年以上存在していたコーノ・スールの先住民。
世界で最も南に位置する民族とされている。
現在は純血のヤーガン族は存在しないとのこと。
19世紀の英語圏ではフエゴ人と呼ばれていたが、現在では、ティエラ・デル・フエゴの先住民族の総称として使われている。
孤立した言語であると考えられるヤーガン語(ヤマナ語としても知られる)を話す者もいるが、大半はスペイン語を話す。
2022年に最後のヤーガン族が死亡したため、ヤーガン族は滅亡。
ヤーガン族のモリの穂先
ヤーガン族は伝統的に食物を集めるために島の間をカヌーで渡る遊民であり、狩猟採集民であった。
男性はアシカを狩り、女性は甲殻類を集めるために海に潜っていた。
男性も女性も何かしらの仕事をして、生活をしていたようである。
日本語は通じるのか?
ヤーガン語はヤーガン族の言語であり、先住民が使用していた言葉であるため、アルゼンチンとチリで使われていた言語も、現代の人々はほとんどがスペイン語、もしくは英語を話す。
そのため、世界共通語ではなく、また、ヤーガン民族が日本語を勉強していたか?と考えると、当時の生活環境では恐らくヤーガン族は日本語が話せなかったであろう・・・。
そして、2022年に最後のヤーガン語を話す方が亡くなったことにより、ヤーガン語は事実上滅亡。
現在のアルゼンチンとチリはスペイン語と英語を使い分けて話す若者が多い。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ヤーガン語という言葉を始めて耳にした方もいらっしゃるのではないでしょうか?
世界共通語として今は英語が使われていますが、民族の方達が話す言語は調べれば調べるほどたくさん種類があり、また、古くから使用されていたものが多いという事に気が付きます。
ですが、民族言語は生きている間は言語として残りますが、子孫を残せず、全ての民族が滅亡したとき、言語も無くなってしまいます。
私はヤーガン語の言葉表を見てみましたが、理解するのが難しく、勉強するのを諦めました・・・(;^ω^)
新しく取得する言語はやはり、自分の興味があるものからやるべきですね。笑
現代は言語交換アプリケーションで世界中の方と言語の勉強をすることができ、グローバル化が進んでいく今日、英語は必須の時代となりました。
独学が難しいなと感じる方は語学学校もあるので、興味のある言葉を勉強したいのであれば是非挑戦してみてはいかがでしょうか?
ヤーガン語・・・
学ぶ意欲が湧いたら勉強してみます!笑
以上、koniirimonのおはなしでした!
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